日常のケアの大切さ|谷 動物病院 オフィシャルサイト

より深く、親密に。ペットはいわば家族です。谷 動物病院では私たちは家族のようなわんちゃん、猫ちゃんをより深く、親密に診察/治療を行えるようにゆとりのある診療を心がけています。

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日常のケアの大切さ

皆さま、こんにちは。
久しぶりの更新で申し訳ありません。4月、5月はワンちゃんの狂犬病、フィラリアシーズンでてんやわんやしていました。6月に入って少し落ち着いてきた今日この頃、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。毎年のことですが、この時期は湿度が高く、一番熱中症になりやすいので、十分注意してくださいね。
さて、今回は歯についてお話しできたらと思います。今週、高齢のワンちゃんの歯石の除去を2件行いました。そのうち、1件では歯石がひどく、歯周病になって歯茎が後退していたため、7本抜歯することになりました。できることなら、残してあげたいのですが、歯肉が後退した歯を残していてもグラグラして痛みが出て、食欲が落ちたりすることがあるため、抜くことになりました。歯がなくなると、フードを噛むことが少なくなり、顎の力も衰えてしまいます。そうなると、次第にドライフードを嫌がるようになり、柔らかいフードのみ食べるようになります。柔らかいフードは歯の隙間に入り込みやすく、その食べかすが次第に固くなって、歯石となります。そしてまた、痛がるようになり、手術へとつながります。悪循環ですね。このようなことにならないためにはどうしたらよいか。いわずもがな、日常のケアです。小さい時からの習慣的に歯磨きをしているとよいのですが、大きくなってからの歯のケアは大変です。いきなり、歯ブラシで・・・ではうまくいきません。なので、最初は指にガーゼなどを巻いてやります。また、奥の方は、慣れてきてからで大丈夫です。ただ、指でやるだけでは受け入れてくれない子が多いので、動物用の歯磨き粉を使うと効果的です。病院にもおいてますので、気軽におっしゃってくださいね。日常のケアが、将来、歯石で歯がボロボロといった悪循環を陥るのを防いでくれますので、いまさらと考えず、ぜひチャレンジしてくださいね。


桃木 啓輔
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