キシリトールガムにご注意を|谷 動物病院 オフィシャルサイト

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キシリトールガムにご注意を

皆さま、こんにちは。
巷ではインフルエンザが猛威を振るっていますが、体調はいかがでしょうか。人ごみの多いところでは可能な限り予防策を講じ、また手洗いうがいなどもしっかりするようにしてくださいね。
さて、タイトルのキシリトール中毒について、救急の先生の講演を聞いてきましたのでお話させてください。今回はTRVA動物医療センター院長の中村篤史先生で、内分泌疾患の救急について講演していただきました。
犬と人ではキシリトールに対する代謝が異なり、犬ではキシリトールを摂取すると中毒を引き起こします。人ではキシリトールを摂取してもほとんど何も起きませんが、犬ではキシリトールの経口摂取により、血糖値を下げるインスリンの分泌が促進され、急激な低血糖状態になります。また肝臓にも障害を起こすため、急性肝不全に陥ることもあります。食べてから30分以内に嘔吐が見られ、意識障害、けいれん発作など危険な症状が出ることがあります。キシリトールを食べたことがわかっている場合は迅速な対応が出来ますが、ごみをあさったり、落ちているものをたべてしまう子では原因の特定までが遅れてしまうため、注意が必要です。家ではガムを届くところにおかないようにする、ごみあさりをする子はごみ箱を届かないところにおいたり、ふたが出来るようなタイプに変えたりしましょう。万が一、キシリトールを食べてしまってそれを確認できた場合は速やかに病院に連絡してくださいね。
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