獣医内科学アカデミーを通して学んだこと|谷 動物病院 オフィシャルサイト

より深く、親密に。ペットはいわば家族です。谷 動物病院では私たちは家族のようなわんちゃん、猫ちゃんをより深く、親密に診察/治療を行えるようにゆとりのある診療を心がけています。

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獣医内科学アカデミーを通して学んだこと

皆さま、こんにちは。
最近、日中暖かくなる日が増えてきました。ですが、朝方や夜は冷え込むため、体調を崩さないよう気をつけてくださいね。
さて、この時期の話となると、決まって同じですが、今年も参加して参りました、「獣医内科学アカデミー」。今年で4回目の参加なので、私自身、少し余裕が出てきたのか、学会終わりに横浜中華街まで足を伸ばして少し観光的なこともすることが出来ました。飲食店がずらりと建ち並ぶ中、どこに入ろうかと悩みましたが、以前テレビで放送されていた「しじみそば」を思い出し、頂くことにしました。出しの効いたスープにこれでもかというくらいのしじみが入っていてとても贅沢な一品でした。その帰りに世界チャンピョンを取ったという肉まんも頂きました。こちらも美味しかったです。
ではそろそろ本題に入りますね。今年の学会は定期検診のすすめとその検査結果の考え方についての話が多くありました。今までの獣医療の定期検診は病気の早期診断と早期治療に重点を置いた「2次予防」が基本でした。しかし、今回の学会では病気になる前から病気にならないように獣医師から飼い主様に指導する「1次予防」についての話が多数あり、獣医療も人と同じように変わりつつあることを実感しました。
例えば、人ではコレステロールのバランスや血糖値が少し高いだけでも医師から指導が入り、食事や運動など生活環境の改善が求められます。ワンちゃんやネコちゃんも同じで、病気ではないがグレーゾーンと呼ばれる結果が定期検診で出た場合は早期に指導・改善をする事で病気になるのを未然に防いだり、予防措置を講じることができます。そのため、見た目が元気であっても最低でも年に1回は定期検診を行う必要があります。また正常値は個体差というものがあるため、1年前の検査結果も非常に重要です。1年前と比べ、数値の変化が無く、正常であれば健康で良いのですが、正常値であっても年々数値が上昇しているのであれば、何かしらの対策を取らないといけません。このように定期検診は毎年、定期的に行うことが獣医療でも推進されるようになってきました。今後、どのような基準が設けられるかはまだ検討中ではありますが、ペット達が少しでも長く健康で暮らしていけるようになれば、僕たちも嬉しい限りです。


桃木 啓輔
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