体重1.5kgのティーカッププードルのアルちゃん(仮名)は午後6時ごろから産気づきました。交配後65日を過ぎ体温が37.0度となりました。胎児の心拍数は250前後あります。1時間待ちましたが産道に降りてくる気配がなかったので手術に踏み切りました。術後は母子ともに大変元気にしております。摘出直後は胎児の自発呼吸がとても弱くミルクを飲む力も弱かったのですが、オーナー様曰く母乳に切り替えてからは状態が良くなったそうです。日曜の夜でしたが、スタッフが駆けつけてくれました。新しい麻酔薬を試しました。次回も使ってみたいと思います。
獣医師日誌 2021年1月28日