先日、腹水と発熱があり貧血も起こしている若齢の猫ちゃんが来院されました。
諸検査の結果、猫伝染性腹膜炎と診断しました。注射薬と内服薬があるのですが、何とか入手できるルートを確保しました。神戸で数多くの症例を経験されておられる先生に相談しました。費用は掛かりますが、早期に治療を開始すれば改善する子もいるようです。
写真は腹水のリバルタ反応という検査です。腹水を垂らすと沈殿するに従いクラゲ状になります。はっきりとしたリングを作って沈殿していくのが見えました。陰性では瞬時に溶解するそうです。
獣医師日誌 2024年10月12日