河内長野市で開業されておられた竹橋先生が先日お亡くなりになりました。私は大学を卒業して2年半、先生にお世話になりました。30数年前でしたが朝の8時過ぎの掃除から診療が終わって御自宅のお風呂に入れてもらい下宿に戻るのはいつも夜の11時ごろでした。昼に病院の2階の部屋で全員でグッスリ昼寝をし起きたら手術が始まります。往診はかばん持ちで付いていき院長とオーナ様のやり取りを憶えていきます。2年後には何とか飼い主様と話ができるようになっておりました。駅前のスナックで『岸壁の母』を熱唱されたのを今でもハッキリと憶えています。空手部だった先生は体力が落ちるのがイヤだとランニングと縄跳びを繰り返し君も練習できるようにとランニングシューズを下さいました。奥様にも大変お世話になりました。ありがとうございました。心の熱い先生でした。心から御冥福をお祈りいたします。
谷 憲一郎(院 長) 2014年9月17日