皆さまこんにちは、3月も下旬に入りずいぶんと暖かくなってきましたね。
ノミやダニなど、虫たちも活動を始める頃でしょうか、そろそろ予防を意識していきたいところです。
虫といえば
つい先日、昆虫食のちょっとしたイベントに行ってきました。
昆虫食というのは文字通り、広義の意味で「虫」を食べるという文化です。バラエティ番組などでもちょくちょく虫を食べるシーンを見かけますよね。イモムシとかクモとかコオロギとか。ゲテモノという印象が強くてなかなか受け入れづらいところではありますが、昆虫食そのものは、日本でも歴史が長く、また近年では国連でも取り上げられているなど、世界的に注目されている文化だそうです。
今回のイベントは昆虫料理研究家の内山先生を中心に、専門家の方々が何人も参加されていて非常に濃い話を聴くことができました。また講演の後は試食コーナーも用意されていて、せっかくなのでいくつかつまんでみました。正直、食欲をそそる見た目ではありませんが、実際に食べてみた感想としては
イナゴ:まぁ、有名やし・・・うん、美味い
ハチノコ:これも有名やね・・・うん、美味い
セミ成虫:うわぁ、見た目がまんま・・・あ、美味い
セミ幼虫:うわぁ、小学校の虫とり・・・あ、美味い
スズメバチ幼虫:そういえば大学の池の横に・・・あ、めちゃくちゃ美味い
とこんな感じです。ちゃんと料理すれば魚もエビも虫も食べ物でした。お酒のつまみなどで当たり前のように虫を食べている時代はそう遠くないかもしれません。
新鮮で面白いイベントでした。また機会があれば是非参加したいところです。 ちなみに、ゲテモノ食いを楽しむあまり、生で食べる光景を時々見かけますが、専門家の方々曰く「危ないので絶対しないで下さい!」とのことです。
巨海 竜一(獣医師) 2019年3月22日