昨日、堺市獣医師会の勉強会がありました。名古屋で開業されておられる先生をお迎えして腎臓病の話でした。内容は先生自身が読まれた海外の文献が中心の講演でした。ですから非常に目新しい内容でした。私なんぞは企業のセミナーだったり日本の大学の先生の講義を参考に診療しているのですが、この先生は自分で海外の文献を取り寄せて自分なりに咀嚼して解説されていました。ですから後で質問しましたら、『以前はそのような話でしたが、今は違います。』『アメリカではそういう治療ですが、欧州ではこうです。』といった風でした。ただ特に知ったかぶりで偉そうにするでもなく淡々と話されてました。、話の内容に信憑性があり、実に内容の濃い3時間で聞き終わった時はおなかいっぱいでした。ありがとうございましたを心から言いました。獣医さんでも偉い先生がいますね。
谷 憲一郎(院 長) 2011年12月19日