今、おしっこ検査に凝ってます。そういえば昔、小学校や中学校の検診で尿のタンパクを調べてもらった記憶があります。病院では尿検査といえば比重や沈渣しか見なかったのですが、最近はおしっこの中のたんぱく質の量を見ています。これがなかなかのすぐれものです。腎臓に問題のある子で調べるのですが、この子がこれからどのくらい長生きできるのかをある程度推測することができます。オーナー様も血液検査は針を刺して痛そうな感がありますが、尿検査ならよく協力してくださいます。血液検査は食事の内容や時間帯などで値が変動しますがこれもないようです。すみません。もっと前からしておくべきでした。血圧のコントロールと同様、奥の深い世界です。もっともっと尿を調べさせて下さい。お願いします。
谷 憲一郎(院 長) 2012年3月19日