先日、娘のピアノ発表会を観に行きました。
大学を卒業して今年で3年目ですが昨年から20年間お世話になっている恩師の先生が主催されている発表会にご一緒させていただいており、今年も楽しみに妻と出かけました。
私はこの世界のことは全く分かりませんが、今日の日を迎えるまでに、あ~でもない、こ~でもないと選曲から始まり、ここが弾けていない、あそこが遅い速いなどと言い、学生の頃とは違った悩みを持つなかで生徒さんとの信頼関係を上手く築き、本番ではそれぞれの個性が演奏だけでなく選曲にも出ていて大したものだと感心しまた。
娘は後の方に出てきましたが、娘の生徒さんが上手に弾いたプレッシャーでいつになく険しい表情で出てきました。25歳になる娘ですが、幾つになっても会場に来られておられる親御さん同様、こちらもカチカチに緊張しました。
終演後、生徒さんや恩師の先生と笑顔で歓談している娘を見て、今が旬やな~とつくづく感じました。
谷 憲一郎(院 長) 2012年12月1日