レトリバーのチェリーちゃんは昨年9月に大学病院で骨肉腫と診断されました。手術や抗がん剤療法を提示されましたが、オーナー様は保存療法を選択されました。5カ月ぶりに来院されましたが、なんと体重も少し増えとても綺麗で毛艶もよく上手に歩きますとの事でした。夜は2階で寝るので写真のようにご主人自作の担架で上げてもらうそうです。凄いの一言です。一番素晴らしいのはオーナー様の笑顔でした。チェリーも今日は外出できたので嬉しそうにしてるとおっしゃいました。幸せなチェリーちゃんですね。失礼かもしれませんが、オーナー様のレベルの高さをヒシヒシと感じました。犬の顔を見ていると危うく泣きそうになりました。とてもいい勉強になりました。僕も家に帰って自分の犬を大事にしようと今夜限りは(?)固く心に誓いました。
谷 憲一郎(院 長) 2013年3月6日