高齢の小型のワンちゃんには僧房弁閉鎖不全という心臓の病気があります。数年前にひじょうに有効な薬が開発され亡くなってしまう例がかなり減りました。ただ、薬を飲んでいても月に数例、肺に水が溜まって呼吸ができなくなる子が来院します。当院では急性の心不全で来られた場合には強心剤や利尿剤をゆっくり点滴しオシッコの量を見ながら酸素室で管理しています。呼吸がラクになり、なるべく早くオーナー様のもとに戻れるようにスタッフ全員が努力しております。
谷 憲一郎(院 長) 2013年6月4日